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「持続可能な法人経営に向けた事業承継研修会」を開催しました。

令和5年7月25日(火)13:30より、山口県セミナーパーク「講堂」に於いて、持続可能な法人経営に向けた事業承継研修会を開催しました。(出席者:133名)

研修会では、光市の株式会社石城の里ファームが、「環境変化に対応した組織変更と若手従業員の役員登用」と題して取り組みを紹介しました。
令和2年に法人内部の資源(ヒト、トチ、モノ、カネ、情報)の点検を実施して事業承継の緊急性に気づき、JAグループ・県などの支援を受け、約1年半かけて事業継承に取り組み本年に株式会社化し若手社員が役員に就任し世代交代しました。
農事組合法人から株式会社化に至った経緯・苦労した点・若手従業員から見た今後の法人経営の展望等を発表しました。

続いて、周南市の農事組合法人ファームつるの里は、「法人経営の世代交代と今後の展開」と題して取り組みを紹介しました。
昨年、70代の代表理事から40代に世代交代、労働力に見合う年間作業の確保と従業員の賃金の確保に力を入れています。
また、法人所在地の八代地区に定住してもらうために、5軒の社宅を保有し週休2日制の導入など福利厚生の充実に努めています。
今後はライフワークバランスを重視した家族にやさしい労働環境づくりを目指しています。

また、基調講演では東京大学大学院の安藤光義教授が「事例から学ぶ”次代に向けた集落営農法人のあり方” とは」と題して、集落営農の重要性、国内の優良事例などについて講演しました。

「持続可能な法人経営に向けた事業承継研修会」を開催しました。
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