令和5年8月21日14:00より、山口県農林総合技術センター「大会議室」において、“山口県農業を次世代につなげていくために”をメインテーマに、「農業者団体と知事との意見交換会」が開催され、本協議会から山重副会長と野村幹事が出席しました。
(出席者28名)
意見交換会に関連して、「農林業の知と技の拠点」(人材育成、新技術開発、連携・交流)について久田農林総合技術センター長より説明があり、その後、農業者団体別に意見交換を行いました。
山重副会長(あいさいの里)は、異常気象による収穫量の減少、病害虫による収量減・品質低下・価格下落、米価低迷、肥料・農薬の高騰、水田活用交付金、収入保険、最低賃金の上昇、中核経営体の育成と経営基盤の強化、人材育成、関係人口の創出・拡大、農産物の需要拡大、移住の裾野拡大などについて発言しました。
野村幹事(ファーム17)からは、食糧安保における自給率のアップ、農業版カーボンニュートラル対策、水田活用交付金、地域単位での大型運営組織体制の構築(補助金等含めた行政のバックアップ)、人材育成、先進事例や農業政策に関する県としての考え方などについて発言しました。
村岡知事は、「農業の人材育成・経営資源の継承、実情を踏まえた意見・提言による今回の意見交換を通じて、県の農業施策に活かし、これからの山口県農業の発展につなげていきたい。」と話されました。